育成選手ドラフト

スポニチ 11月11日

育成選手(準支配下選手を改称)ドラフトとは
現在のプロ野球球団は選手70人までと契約できる。(支配下選手という)
この70人以外に新たに「育成選手」(年齢制限なし外国人も対象,最低年俸240万円)という枠を設け準支配下選手にするという案。
その「育成選手」指名ドラフトを12/1にやるというもの。

「研修生」
球団のテストを受ける。採用期間は最長で3年。こちらも年齢制限なし外国人も対象。

要するにアマ選手の受け皿を拡大しようというものだ。
レギュラーではない選手にとってはライバルが増えるわけで安閑とはしていられない。
一層の技術の向上、努力が求められる。


しかし問題はある。

■-あとは現場でうまくやれ的な導入-
現場の指導者が趣旨を理解し受け入れる体制が整っているとは思えない。
球団によってその指導法はかなり違ってくるだろうが、育成選手はどんな扱いを受けるのだろうか。担当のコーチをおくのだろうか。
二軍の選手と同じように指導をきちんと受けられるのだろうか。研修生は・・・。
結局本人の努力次第ということなのだろう。


■四国アイランドリーグ
まさにこういう選手を対象に発足したリーグだ。
それをプロ野球がやってしまったら優れた人材はいなくなり、リーグ存続が危ぶまれる。
いっそのことそれなら日本プロ野球機構(NPB)と四国アイランドリーグは業務提携でもすればいいと思う。

気になるのは四国アイランドリーグの石毛代表は9月末に来期の選手の給料の大幅ダウンを発表している。
今季の選手の給料はシーズン中は22万円、オフは12万円 来年はシーズン中は6万円+出場給3000円にすると発表している。
今年のままなら「育成選手」と変わらなかったが、台所事情が苦しいというのがその理由。
一方、今回の育成選手の条件は最低年俸240万円。
NPBはこれを参考にしたのかも知れない。


■社会人野球やクラブチームは主力以外の選手も持っていかれる。
ドラフトで指名されなかった選手も育成選手として指名される可能性がある。
社会人野球の衰退にますます拍車をかけることになる。

■高校、大学の中退者が増えることが懸念される。
ある程度感触を得たら選手は学校を辞め、指名を待ったり、自分でテストを受けるようになる可能性もある。

もうひとつ。
■スカウト活動の専門性は薄れる。
「育成選手か研修生で獲っておくか」という発想で選手を安易に確保するようになる。
育成するという愛情が薄れてゆく。

プロ野球の裾野を支えているのは高校、大学、社会人に代表されるアマ野球。
そのアマ野球へのさまざまな影響が考えられる中で、妙にスピーデイに導入が決定してしまうことに疑問を抱く。
アマの頂点であるJABA日本野球連盟からの提言は聞こえてこない。

NPB日本プロ野球機構の本音は、
スカウテイングの失敗(特に外国人選手)を未然に最小限に抑えることではないだろうか。

いずれにしろアマの選手+関係者は新たな対応を考えなければならない。
受け皿拡大はいいことだと思う。
しかし受け入れる数が増えるということはその職業のステータスが落ちることも否めない。
「そういう時代」なのだろうか。




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  by rei7955 | 2005-11-11 22:06 | プロ野球

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