WBC

遅ればせながら感想を。

3/12に日本の優勝の可能性は甲子園初出場のチームが優勝するのに等しいと書いた。
メキシコに感謝!というほかはない。

ところで、
FIFA国際サッカー連盟(1904年設立)の加盟国数は現在207の国と地域。
IOC(国際オリンピック委員会)は202だからFIFAは世界最大のスポーツ団体・組織というのはご存知の通り。
ボールひとつあればゲームができるのだから世界中に普及するのは当然だろう。

ちなみに、
サッカーのワールドカップ第1回は今から76年前の1930年7月開催。
優勝は開催国のウルグアイ。当時の参加は13カ国。サッカーの母国イングランドは不参加。
本大会出場国数も13~16~24~32カ国と次第に増えて行った。
現在の本大会出場32カ国になったのは1998年、14年前から。
つまり76年前にスタートして現在の方式になるまで62年かかったことになる。
やはり色んな問題、課題、事件があったのだろう。

さて、あまり知られていないIBAF国際野球連盟(1938年設立)は現在112の国と地域が加盟。
オリンピックにメジャーの選手を出場させないなど、IBAFとアメリカの仲が良くないのはご存知の通り。

今回のWBC。アメリカメジャーリーグ機構が世界市場開拓を狙ってIBAFには関係なく企画した大会。
今回の大会に参加した16カ国でIBAFに加盟しているのは
日本、韓国、中国、台湾、キューバ、南アフリカ、パナマの7カ国。
非加盟は
アメリカ、プエルトリコ、ドミニカ、ベネズエラ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、イタリア、オランダの9カ国。
サッカーでいえばブラジル、イングランド、イタリア、ドイツ、スペイン、アルゼンチンなどが加盟していないのと同じですね。野球やソフトボールがオリンピックから除外されるのも頷ける。

大会前からの課題
開催国は?(どこでやるのか)、時期は?(シーズン前では選手の力が充分発揮できない)、怪我の扱いは?(公傷扱いとなるのか、補償は)、参加国数は?、グループ分けは誰が決めるのか?、日程は?、選手への強制力は?、審判は?、投手の球数制限は?、当番間隔は?使用球は?収益分配は?選手・スタッフへの報酬は?
上記の殆どはメジャーリーグ機構が決定した。
ライバルチームとは決勝戦まで対戦しない組み合わせ、自国の試合を自国の審判が担当するなど、国際スポーツではめったにお目にかかれないことなども含めて。

そして決勝戦に進んだのは、
主催国アメリカと国交がなく野球を国技としながらメジャーリーガーが一人もいない国と、
一昨年、選手が試合をボイコットするストライキをやり、人気凋落といわれながら出場し、
パワー不足をスピードと自己犠牲の精神で補い、結束力で戦ったアジアの国だった。

サッカーワールドカップは76年前にスタートした。
サッカーの母国イングランド抜きで。

自分の愛するスポーツが広く世界に普及することを望まない人がいるのだろうか。

「とにかく始めることが大切、課題はそこから直していけばいい」
昨年の秋、王監督はそう言った。

■蛇足
今秋もアメリカは「ワールドシリーズ」と言うんだろうなあ。

いつか「北米シリーズ」「南米シリーズ」とか呼ばれるようになったらいいなあ。
「大陸対抗チームチャンピオンシップ」とか「ヨーロッパカップ」とか。
「U22代表」「U18代表」「U15代表」「U12代表」とそれぞれ大学、高校、中学、小学校の年代別日本代表の「ワールドカップ」もあり。
そうなると、プロとかアマとかドラフトとかトレードとかFA宣言とか私利私欲でごちゃごちゃ言ってる場合じゃなくなって早急に整備せざるを得なくなると思う。

毎年「チームチャンピオンシップ」があって、
4年に一回「ワールドカップベースボール」があって、その2年前くらいから大陸予選があるといいなあ。
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  by rei7955 | 2006-03-25 23:27 | プロ野球

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