捕手&走者の本塁上のプレー(一部改訂)

■バックホームのとき捕手はどの位置に立っていたらよいかという説明
(高校野球以下の場合)

c0013127_2356351.gif

上のイラストの網掛けの部分に立っていてはいけません。
まだボールが来ていないとき、野手からの返球を受けるときは上記の位置に。
ベースの左半分は空けておかなければいけません。
次にボールを捕球したら走者にタッチするために、ホームベースをふさいで構いません。
左足のすねを伸ばしてホームベースを塞ぐ動作をする捕手がいますが、絶対にやめましょう。捕球していないのにそれをやると走塁妨害になるし、何より非常に危険です。

本塁と三塁を結ぶ線上にいるのはNGだということです。
ベースを空けておくというのは危険防止のためです。
バックホームのタイミングでも、間に合わないと判断したら野手はホームに投げないかもしれません。そうするとボールが来ないのにホームベースをふさいでいることになります。ホームへ突入する走者とぶつかってしまいます。

ただし、野手からの返球がそれることがあります。それを捕るためにライン上に入ることはOKです。守備のためですから。
このときも走者と接触する危険があるので、走者を避けて捕球するよう冷静にプレーしましょう。
守備側は捕球のためならどこの位置にも動くことができますが、走者にはそれはできません。従って捕球のために走者とぶつかると、走塁妨害を取られる場合が多くなります。

■捕手のブロック
c0013127_1254611.gif
c0013127_133178.gif

上のイラストのようなブロックはやめましょう。走者のスライデイングで左足を変な方向に持っていかれる危険があります。

c0013127_1364730.gif

c0013127_1373323.gif

両足をそろえるように捕球します。そのままヒザをついて「正座ブロック」します。スライデイングされたら、そのままの勢いでゴロンと横に倒れます。衝撃を無理に受け止めないためです。走者に対して横向きになる態勢です。



■走者は体当たりしてもよいか?
ボールを持った捕手はホームベースを塞ぐことができます。そうすると走者はベースが見えない、(ベースを踏めない)ので体当たりで捕手の落球を狙います。これはOKです。守備妨害にはなりません。ただし、格闘技まがいの肘打ちのような悪質な体当たりはラフプレーとして守備妨害を取られます。
いくらルール上は許されても、草野球の場合は体当たりなどは絶対にやめましょう。

■プロ野球の場合の捕手の位置
高校野球では上記のように定められていますが、プロ野球の場合は「ホームベースの一角を空けておく」ということになっています。つまりホームベースの半分でなくても良いわけです。

■結論
捕手=
1.捕手は本塁ベースの左半分を空けて、上記の位置に立って返球を捕る。
2.ボールを持ったら正座するようにしてブロック。
走者=
1.足からのスライデイングをする。(ヘッドスライデイングは厳禁)
2.ブロックされていたらあきらめてアウトになること。(体当たりは厳禁)

第三のコーチャー=次打者
三塁から走ってくる走者は必死です。ネクストバッターであるあなたは、走者へ指示を出しましょう。
「滑り込め!」とか「OK ゆっくりでいいよ」とか大きなジェスチャー+大声で走者を助けましょう。走者に一番分かりやすいのは声ではなく動作=ジェスチャーで示すことです。バットが本塁近くに転がっていたら、スライデイングの邪魔になります。それもあなたが片付ける必要があります。
観客になってボーっとボールの行方を見ていてはいけません。走者を助ける仕事をきちんとやりましょう。
c0013127_2332441.gif

上の写真の今江選手は三塁とホームベースの延長戦上に位置して、走者、捕手、審判の誰にも邪魔にならない位置から大きな動作で指示をしています。こういうプレーは中学か高校で習得しますが、まさに教科書です。このプレーを見るだけで日本代表がいかに真剣だったかがわかります。野球の監督はこういうプレー(仲間を助ける=チームに貢献する)をする選手を信頼します。

本塁でのクロスプレーは確かに見ている分にはスリリングです。しかし巨人の小久保選手のように捕手と接触して大怪我をして一年間を棒に振る怪我をすることもあります。(小久保選手はその怪我が原因で、その後故障が多くなっています)
われわれ草野球の場合は、捕手がブロックしていても、足からのスライデイング程度にしましょう。体当たりは絶対にやめましょう。
ヘッドスライデイングは手首、首、顔面など相手捕手のヒザやミットが入ったりして、大怪我をする危険があります。絶対にやめましょう。
本塁でのプレーはアウト、セーフの前に、怪我をしないプレーをすることが一番大切です。




[PR]

  by rei7955 | 2006-07-17 01:30 | 親父クリニック

<< 風景2 試合の序盤-高校野球東京都大会 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE